Lyricist : keeno

Composer : keeno

大事な言葉は　あの日に隠したまま

まだ不意に雨が打つ　音をただ思い出す

酷く濡れて　世界は止まったまま

君の足音とまだ　遠くで鳴る雷

あの時　頷けなかったわたしは

いつかまたひとりになるのが　怖かっただけ

雨に濡れた髪を撫でる君

わたしは泣いていたね

戸惑う瞳を見れずに

ごめんね　ごめんねって繰り返す

遠く離れたこの場所でも

わたしは子供のまま

同じ雨に　まだ濡れてる

気ついていたの

わたしは　どこまでも　弱いイキモノで

君の熱で爛れた身体を

今もこうして　抱いている

いつまでもこのままでいい

愛なんかじゃなくでいい

そんな風に思ってしまった

臆病なわたしは

遠く離れたこの場所でも

ずっと子供のふりで　泣いている

今日は　君の街は晴れているかな

晴れていたらいいな

君がわたしを忘れてしまえる程に眩しい青で

濡れた髪はそのままで　傘なんかなくでいい

雨を跳ねる　誰かの足音