
Class of 89
どうして君は 仆のことを
追い越して行ったの
四年も二人 通った场所が
嘘になって行く
久しぶりに届いた 君からの手纸は
びんせんも文字も 何だか大人びていて
仆よりも少しだけ 年上の人と
来年には结婚すると书いてあった
ちらかった部屋でジャンクフード片手に
手纸を読んでるそんな仆は
十八の顷に抱えこんだ梦と
君を思って 変わらずにいるのに
どうして君は 仆のことを
追い越して行ったの
四年も二人 通った场所が
嘘になって行く
就职が决まってから もう二回目の夏
ゆかたに着替えている时だけ仆を待たした
花火を见る人ごみ 君はこわれそうで
守らなきゃって思ってた 谁よりも一番に
この街の池に はすの叶がひらく
夏の星座をうけとめるように
それはまるで パラボラのようで
见えないものを信じることを教える
きっと君は ノートのコピーを
そっとわたすように
短い手纸で 最后のエールを
おくってくれたんだよね
仆の知らないだれかに内绪で
どうか见てて下さい
いつか仆が 四年の日々が
辉きだすまで