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金柑

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Lirik
Lyricist : kojikoji

Composer : kojikoji

花落ちて

赤く滲んだアスファルト

ベッドに沈んだ体はそのまま

手元にいくつかの本を置いて

ランタンのように

小さく道を照らす

ある日を境に見失った自分

ひとしきり歩き歩き疲れて

そもそもはじめから

いなかったんじゃないかって

笑ってたけど乾いた音

会いたい人に

会えないことがあるよ

これを読んだら君が

なんていうか知りたいんだ

今日は不思議と恥ずかしくない

金柑色の夕焼けがくすぐったいな

考えはまとめないまま

話すことにするよ

もう一つもこぼさないように

人より手放すのが上手なだけ

そのせいでいまは隙間だらけ

ベランダにくる猫たちは

いつも身勝手にくつろいで帰る

目をつぶって

つまらんアルゴリズムから

うんと遠い遠いところで

出会えたこの世界を奇跡と呼ぼう

暗がる心を照らす my book

幸せが怖いと思う時もあるよ

これを読んだら君が

なんていうか知りたいんだ

今日は不思議と恥ずかしくない

金柑色の夕焼けがくすぐったいな

考えはまとめないまま

話すことにするよ

それが僕の全てだから

Lalala lala