Lyricist : yamada

Composer : yamada

愛や恋だを忘れて

ひとり目を伏せながら歩いた

僕はきみの夢を見る

揺らいだ視界と

軋轢の記憶さえ

美しく見えるだろう

きみは綺麗だった

笑っていてほしくて

揺れるきみのスカート

あの日夢にまでみた幸せを

抱きしめている

不意に風が吹いたら

揺れるきみのスカート

慌てた顔でそれを抑える

きみは夏のようだ

愛や恋だを忘れて

電車に揺られる午後三時半

次の駅はひかりのまち

揺らいだ視界の端できみは笑って

握った手を解いたなら

また捕まえるのさ

週末の約束は

案外果たせなくて

寂しそうに笑うきみの頬に

手を当ててみる

不意に風が吹いたら

揺れるきみのスカート

慌てた顔でそれを抑える

きみを見つめていた

笑っていてほしくて

おどけてみせる僕は

濡れた髪の毛に目を奪われ

つまずいたのさ

それをきみは笑って

差し伸べられた手には

ひかりに満ちた生活に似た

幸せが見えた

不意に風が吹いたら

揺れるきみのスカート

慌てた顔でそれを抑える

きみは夏のようで

夏はきみのようで

笑っていてほしくて…